- 18歳以上で経済能力のある方。
- 終生愛情と責任を持って飼育し、当会の許可なしに他人への再譲渡をしない方。
(状況に関わらず飼育を続けて頂ける方への譲渡を望んでいます。) - 飼育について家族全員の同意が得られている方。
- 適性飼育できる環境に居住している方。
- 避妊去勢のお約束をしてくださり、報告を頂ける方
- 完全室内飼いをお守りいただける方。(脱走防止策を講じて下さい。)
- 伴侶動物としてのみ飼育し、再譲渡・販売・貸出し・展示・動物実験などに利用しない方。
- 概ね60歳程度の方が飼い主として希望される場合、ご本人が万一飼育継続が出来なくなった場合に猫を引き取って終生飼育できる方のご同伴と、その方にも、誓約書、同意書へのサインをお願いしております。
- 賃貸住宅の場合、ペット飼育可能な物件に住んでいること(管理契約書・頭数制限を確認ください)
- 病気や怪我の際に適性な医療行為を動物病院でうけさせることができる方
- 面談時または猫をお届けする前に、ご自宅を訪問し飼育環境を確認させていただける方(環境確認)
尚、以上の条件を満たしている場合でも譲渡をお断りすることがあります。 その場合、譲渡の可否を判断した理由を申し上げる事は出来ませんのでご了承下さい。
また、譲渡の際には面談シート(ヒアリングシート)へのご記入とご本人確認として身分証明書を提示いただきます。
- 原則として生後2ヶ月前後から(成猫を含む、2か月に満たない場合の譲渡は経験者及び当会が譲渡可能と判断した場合のみ可能です)
- 健康診断済み(便検査1回、個体によってはウイルス検査済み)
- 1回目のノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除済み[1]
- 1回目の3種ワクチン接種済み
- 去勢不妊手術済み(子猫を除く)
となっております。
新しい飼い主になっていただく方には、個体にかかった医療費、交通費をご負担(ご寄付)いただいています。
詳しくは「譲渡に関わる諸費用」をご覧ください。
猫の譲渡に関わる諸費用は個体にかかった医療費、交通費をご負担いただいています。
当会では譲渡する猫自体はすべて無料ですが、譲渡時にかかった医療費他、譲渡に関わる諸費用を新しい飼い主さんにご寄付いただいておりますのでご了承ください。
不妊手術、ワクチン接種、寄生虫の検査・駆除などは猫の飼育をするようになった人が必ず動物病院で行う事です。
当会では上記を一通りすませた上でお渡ししています。
よい飼育者であるためには、かかりつけの病院を持つことが必須になりますので、譲渡後は2回目以降のワクチン接種などを含めて、お近くの動物病院へお越し下さい。
一般の動物病院での駆虫(虫下し)プログラムは、基本的に2回~3回になりますが、当協議会では譲渡する時期よっては、1回目が終了した時点で新しいご家庭に迎え入れていただく場合もあります。
1回のみの駆虫プログラムでは、不十分な場合がありますので、以降の駆虫に関してはかかりつけの動物病院の先生とご相談していただくよう、お願いいたします。
コクシジウムという顕微鏡レベルで確認できる寄生虫がいます。
こちらの寄生虫に関しては、検便をして寄生が確認されたら、随時抗コクシジウム薬を飲ませて駆虫していくという形をとっています。
ただし、このお薬で完全に駆除できるというわけではなく、コクシジウムの増殖を抑制し、 猫自身の免疫力で寄生虫を押さえ込むという形になりますので、譲渡が決まり、新しいご家庭に移った際に、 環境が変わるなどのストレスが加わると、再び下痢などの症状が出てくることがあります。
この寄生虫に関しては、100%駆虫できましたという保障が出来ませんので、 かかりつけの動物病院の先生とご相談していただくよう、お願いいたします。