北見市犬猫愛護協議会

人と動物が共生できる街、北見市を目指して

北見市犬猫愛護協議会これまでの活動

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2021/10/27
北見市犬猫愛護協議会これまでの活動

当会、犬猫愛護協議会は飼い主のいない犬猫等の問題に取り組むため今後の北見市の人と動物の関わり方について話し合いを重ねて、令和3年6月に発足しました。

市内では飼い主のいない外猫への無責任な餌やり、遺棄、置き去りや脱走等で繁殖した飼い主のいない猫による糞尿被害などの問題が多くあります。

また、病気や事故で亡くなる不幸な命も多くあります。

しかし、北見市には保護をする愛護団体もなく、市内で活動しているボランティアもまだ少ない状況。

そこで7月30日NPO法人ニャン友ねっとわーく北海道の勝田代表により、犬猫の保護をして新しい飼い主へ繋げるための保護ボランティアや預かり、その他さまざまな場面でお手伝いいただく市民ボランティアを募集するための説明会が行われ、15名にボランティア登録をいただきました。

 

これまでの大きな活動は、
8月21日に、地域猫活動の一環として、市民、北見市環境課、同じく6月に北見市に着任した北見市地域おこし協力隊犬猫愛護推進員とも連携を取り、保護ができない飼い主のいない猫の繁殖制限をするTNR(捕獲をして避妊去勢手術を実施、地域に戻す活動)を行いました。
当会からはニャン友ねっとわーく北海道、協議会の登録ボランティアが参加し、大きな成果を上げています。
秋の繁殖前に急ぎで猫を手術するため、今回の手術は江別市のMobile VET Office(モービル ベット オフィス)大門 みゆき先生と上林 亜紀子先生が執刀しました。
今回の76頭、避妊去勢手術49頭、そのうち外に戻せない成猫や子猫など23頭が保護されました。

今ある命を地域で生かし、不幸な猫を増やさないさらに人の意識を変えていくこのような活動をこれからも続け、すべての命を尊重する、優しい街にするためには、皆様のお力添えが必要です。

今回はTNRという活動でしたが、今後たくさんの犬猫を救い、新しい飼い主様に繋げられるように医療費等のご支援を募らせていただいております。
どうぞよろしくお願い致します。